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仙台市・余剰食品寄付「フードドライブ」 回収拠点を長期設置 区役所など9ヵ所

食品を受け取るふうどばんく東北のスタッフら=22日、仙台市青葉区の市環境局
青葉区役所に設置された食品回収用の容器

 食べ物が無駄に捨てられる「食品ロス」をなくそうと、仙台市が家庭や職場で余った食品を集める「フードドライブ」を実施している。回収用の容器を各区役所など9カ所に15日から約4週間設置。食品は富谷市のNPO法人ふうどばんく東北AGAIN(あがいん)を通じ、生活困窮世帯や支援団体に提供する。

 市はこれまで単発のイベントでフードドライブを行ってきたが、回収拠点を長期間設けたのは初めて。市民にごみの分別を促す「WAKE UP(ワケアップ)!!仙台 秋のごみ減量キャンペーン」の一環で、家庭ごみ削減と同時に生活困窮者支援を目指す。
 開始から4日間でコメや即席麺、レトルト食品、粉ミルクなど計約77キロ分が寄せられた。
 22日にはふうどばんく東北職員が就労移行支援事業を利用する障害者と共に市環境局を訪れ、食品を受け取った。
 ふうどばんく東北への食料支援依頼は仙台市内からが半数以上を占める。職員の小椋亘さん(36)は「今年は個人からの支援依頼が多く、おかずの在庫が尽きかけていた。市が食品回収拠点を置いてくれれば、市民が協力しやすくなる」と期待する。
 市が受け付けるのは賞味期限が1カ月以上ある缶詰やレトルト食品、調味料など。市家庭ごみ減量課の佐藤幸輝主査は「家庭に眠る食品を点検し、まずは期限内に食べて、食べきれない時は必要とする方へ譲ってほしい」と呼び掛ける。
 フードドライブは各区役所と泉環境事務所(泉区)が11月9日まで、せんだい環境学習館「たまきさんサロン」(青葉区)と葛岡リサイクルプラザ(同)、今泉リサイクルプラザ(若林区)が11月11日まで。市民センターまつりや区民まつりなどでも行う。
 連絡先は市家庭ごみ減量課022(214)8229。


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2018年10月29日月曜日


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