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福祉大が決勝進出 明治神宮野球東北地区代表決定戦

富士大−東北福祉大 165球で完投した東北福祉大・津森

 明治神宮野球東北地区代表決定戦は28日、郡山市の開成山野球場で開幕した。1回戦2試合があり、東日本国際大(南東北大学1位)と東北福祉大(仙台六大学1位)が勝って決勝進出を決めた。
 東日本国際大は三回に磯辺の右犠飛で1点を勝ち越し、八回にも2点を加え、八戸学院大(北東北大学2位)を4−3で振り切った。東北福祉大は津森が1失点完投。打線も深江のソロ本塁打などで援護し、4−1で富士大(東北大学選手権優勝)を下した。
 最終日の29日は同球場で東日本国際大−東北福祉大の決勝がある。試合開始は午前10時の予定。

◎福祉大逃げ切る

 ▽1回戦

富士大(東北大学選手権優勝)
   000000010=1
   00002200×=4
東北福祉大(仙台六大学1位)

 【評】東北福祉大が逃げ切った。五回1死満塁から押し出し四球と中野の中犠飛で2点を先取。六回は深江の本塁打などで2点を加えた。富士大は八回1死満塁から1点を返し、なおも2死一、三塁と攻め立てたが一本が出なかった。

<津森165球、痛みに耐え完投>
 東北福祉大は主戦津森が痛みに耐えて、165球の完投。五回2死一塁で山城の打球が左脚を直撃して一度はベンチに下がったが、大塚監督に続投を志願。治療を受けてマウンドに戻ると、後続を三振に仕留めてピンチを脱した。
 「絶対に勝ちたいという思いだけだった。決勝に向けても準備する」と津森。大塚監督は「気持ちで抑えられるのはさすがだ」とたたえた。

<富士大・鈴木(東北楽天ドラフト8位指名の左腕。救援で1失点)>
「六回の本塁打はスライダーの制球が甘くなった。打たれたのは自分の力不足だと思う。負けをしっかり受け止め、プロで悔しさを晴らしたい」


◎船迫3失点完投

 ▽1回戦

八戸学院大(北東北大学2位)
   100000002=3
   01100002×=4
東日本国際大(南東北大学1位)

 【評】東日本国際大が逃げ切った。1−1で迎えた三回1死満塁、磯辺の右犠飛で勝ち越し。八回も磯辺の適時打などで2点を加えた。投げては主戦船迫が3失点完投。八戸学院大は九回に1点差まで迫ったが及ばなかった。

<高橋、最後の試合は5回2失点>
 八戸学院大は粘り及ばず敗退。25日のプロ野球ドラフト会議で巨人から1位指名された主戦高橋は「チームを勝たせる投球ができず申し訳ない。先発の役割を果たせなかった」と肩を落とした。
 1−0の二回は1死一塁から投前の犠打を悪送球したのをきっかけに満塁のピンチを迎える。打席は9番の投手船迫だったが左前に落とされて追い付かれた。三回も再び満塁から勝ち越し打を許し、五回で降板した。
 大学最後の試合は悔いが残るものとなってしまった。「悔しさをバネに勝てる投手になる」とプロでの飛躍を誓った。


2018年10月29日月曜日


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