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退職金原資に奨学金制度 関東の男性寄付、会津若松NPOが創設

 不登校や経済的に困窮する家庭の子どもたちを支援する会津若松市のNPO法人寺子屋方丈舎は、給付型の「ジブンで学ぶ奨学金」制度を創設した。「子どもたちに退職金の一部を」との思いがこめられた寄付金が原資。NPOは、困難を抱える子どもの社会参画を広く支援したいという。
 対象は福島県在住で来春高校に進学する非課税世帯の生徒30人。1人3万円を給付する。進学先は各種専修学校、通信制学校、フリースクールなども含む。制服やかばんなどの購入費用を想定し、返済は不要。
 寄付は関東の男性が今年4月、父親の出身地である福島県の子どもたちに役立ててほしいと退職金の一部1000万円を寄せた。NPOはこれを原資に、奨学金制度を10年間継続する。
 子ども食堂も運営する江川和弥理事長は「寄付は子どもの貧困への関心が高まっている証し。今後も寄付を呼び掛け、奨学金の募集枠を広げたい」と話す。
 募集は来年3月25日〜4月29日。所定の申請書に必要書類を添付し、郵送で申し込む。連絡先は寺子屋方丈舎0242(93)7950。


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2018年10月29日月曜日


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