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<エム・テック破産>随意契約で再発注 県、工事再開目指す

 総合建設業エム・テック(さいたま市)=破産手続き中=が県内で手掛ける東日本大震災の復旧・復興工事が中断している問題で、県は29日、主に随意契約で再発注を進める考えを示した。早ければ12月中の工事再開を見込む。
 県発注分21件(契約総額約80億円)の再発注で、県は一般競争などの入札で参加業者や落札業者がゼロになる事態を懸念。随意契約で工事を再開してもらうことで、早期完成を目指す必要があると判断した。
 県事業管理課によると、道路改良工事など土木部が所管する10件では業者確保の見通しがついたという。随意契約による事業費増加に関し、同課の担当者は「各担当課が金額の精査、積算を進めている」と述べるにとどめた。
 村井嘉浩知事は同日の定例記者会見で「工事を(2020年度末の)復興期間内に終わらせることが大切だ。随意契約で事業を継続する企業を探さないといけない」と述べた。
 県は今後、発注額が5億円未満の工事の再発注を進める。5億円以上の契約は県議会の議決が必要となるため、来月開会予定の11月定例会に議案を提出。議決を得た上で、来年1月中の再開を目指す。
 同社に発注していた県内5市町の担当者を集めた連絡会議が同日、県庁であった。市町の再発注業務などを支援する部局横断の対応チームを26日に設立したことを報告した。


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2018年10月30日火曜日


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