宮城のニュース

<日本積層造形>3Dプリンターで金属部品 多賀城に工場 売上高1000億円目指す

工場に設置された3Dプリンター

 金属製品製造の日本積層造形(多賀城市)は29日、多賀城市八幡の工業団地に建設した本社工場を報道機関に公開した。3Dプリンターで金属製品を製造し、2025年までに売上高1000億円を目指す。
 工場は鉄骨2階で延べ床面積約1400平方メートル。電子ビームとレーザーの3Dプリンター4台を設置した。完成は8月で総事業費は約6億円。技術者ら15人を雇用した。
 既に稼働を始めており、当面は自動車部品、医療機器、産業機械などのメーカーの試作品の造形を受託する。東北大金属材料研究所の千葉晶彦教授が技術顧問に就き、低コスト化や新合金開発で協力する。
 同社は双日と鋳物製造のコイワイ(神奈川県小田原市)が共同出資して昨年10月に設立。3Dプリンターで0.05ミリ程度の金属層を積み重ねて金属製の部品を作る「金属積層技術」を主に扱う。
 保田憲孝社長は「航空機部品の引き合いもある。メーカーと部品開発に取り組み、量産化にこぎ着けたい」と話した。


関連ページ: 宮城 経済

2018年10月30日火曜日


先頭に戻る