宮城のニュース

<仙南・汚染廃試験焼却>「空間線量上昇」国に調査を要請 仙台の市民団体

 東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質で汚染された国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の廃棄物を巡り、焼却処理に反対する市民団体が29日、試験焼却を行う仙南クリーンセンター(角田市)周辺のモニタリングポストの空間線量が上昇傾向を示しているとして、原因を調査するよう国に申し入れた。
 申し入れ書ではセンター敷地内や東側約1キロの交差点付近など、少なくとも4カ所のモニタリングポストの測定結果について問題点を指摘。試験焼却を開始した3月20日以降、空間線量に上昇傾向が見られるとして「センターから漏れているとしか考えられない。原因を解明し公表するべきだ」と主張した。
 仙台市の市民団体「放射能汚染廃棄物『一斉焼却』に反対する県民連絡会」の13人が環境省東北地方環境事務所を訪れ、申し入れ書を提出した。連絡会の中嶋信共同代表は取材に「国は説明責任を果たすべきだ」と強調した。


2018年10月30日火曜日


先頭に戻る