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<南郷高>ソーセージの味追求 学生企画1年半かけ完成 商品化進める

鈴木社長(右)のアドバイスを受けてソーセージを作る生徒ら

 宮城県美里町の南郷高生が企画する手作りソーセージの試作品が、1年半の試行錯誤を経て完成した。27日の文化祭で来場者らに振る舞ったところ、好評を博して完売。町内の産直や農家レストランでの提供を目指し、商品化を進める。

 ソーセージ作りは2017年度初めに産業技術科の3年生3人が始めた。うま味調味料を使わず、肉の部位や香辛料の配合を吟味。野菜嫌いの子どもでも食べられるよう、校内で育てたパプリカやニンジンを練り込んだ。
 本年度の3年生約20人が味の調整を続け、先輩の届かなかった一般へのお披露目にこぎ着けた。文化祭では用意した150本余を売り切り、製造に挑戦した卒業生も出来栄えに満足していたという。3年三浦佑麿さん(18)は「調味料が1グラム違うだけで味が変わることが分かった。おいしくできてうれしい」と話す。
 製造に協力した美里町南郷地区のハム・ソーセージ製造業「とんたろう」の鈴木龍一社長(64)は「生徒の熱心さに感激した。『安全でおいしい食品を作る』という基本を思い出させてくれた」と評価する。
 ソーセージは本年度内にも、とんたろうを通して商品化する予定。


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2018年10月30日火曜日


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