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<石巻赤十字病院>「被災搬送後、放置され死亡」遺族が提訴

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市の女性=当時(95)=が同市の石巻赤十字病院で必要な介助を受けられずに死亡し、精神的苦痛を受けたとして、遺族が29日、同病院に約3220万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
 訴えによると、女性は2011年3月14日、自宅周辺が津波で水没し孤立していたところを救助され、同病院に搬送された。震災前、日常生活に全面的な介助が必要とされる要介護5の認定を受けたが、同病院は治療の優先度を決めるトリアージで、女性を軽症の患者を意味する「緑」と判定。女性は搬送から3日後の同17日に脱水症で死亡した。
 遺族は「同病院は必要な保護措置を講じる義務を負ったにもかかわらず、女性を放置して死亡させた」と主張。同病院は「訴状が届いておらず、コメントは差し控える」と話した。


2018年10月30日火曜日


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