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<大学野球>東日本国際大、4番能代が決勝打 左腕佐々木完投 投打の鍵、奮起

東北福祉大を破って初優勝を果たし、喜び合う東日本国際大ナイン

 東日本国際大は、6月の全日本大学選手権の覇者東北福祉大を下し、初めて明治神宮大会の出場権を獲得した。勝利は投打のキーマンが引き寄せた。
 同点の七回、1死一、二塁の好機で、打席には秋季リーグ首位打者・打点王の能代。1回戦を含めてここまで5打数無安打の4番は「ここで決めないと他の選手に申し訳ない」と外角の直球を右にはじき返し、勝ち越した。「コースに逆らわず当てることだけ考えた」と能代。秋季リーグ戦の間、丸(広島)ら流し打ちのうまいプロ選手の動画を研究した成果を発揮した。
 主砲の活躍に2年生左腕佐々木も応えた。リードしてからギアを上げ、直球にスライダーを交えて相手打線に隙を与えない。ドラフトで西武から4位指名を受けた先輩の粟津から「後ろには俺がいる。思い切りやれ」と励まされ、最後まで投げ切った。
 仁藤監督は「能代は秋季リーグ戦前まで難しい球を強引に引っ張る悪い癖があったが、改善してチームに欠かせない存在になった。佐々木の完投はうれしい誤算」と目を細めた。
 東日本国際大初となる粟津のプロ指名以降、初の東北地区代表決定戦制覇と初ものが続く。殊勲打の能代は「チームにいい風が吹いている。明治神宮大会も勢いそのままに初の全国制覇をする」と宣言した。
(大谷佳祐)


2018年10月30日火曜日


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