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三陸沿岸道の工事現場から重機盗んだ疑い 岩手・山田の社長ら逮捕 不正転売狙いか

佐々総業の捜索に入る捜査員ら=29日午前11時ごろ、岩手県山田町
盗難品とみられるブルドーザー。佐々総業本社近くの空き地に止められていた=29日午前11時30分ごろ、岩手県山田町

 東日本大震災からの復興道路として国が整備する三陸沿岸道路(仙台市−青森県八戸市、総延長359キロ)の建設工事現場から盗んだ重機を不正に転売しようとしたとして、仙台北署は29日、盗みの疑いで、岩手県山田町の土木工事会社「佐々総業」の社長佐々克考容疑者(36)=岩手県山田町長崎4丁目=を逮捕し、同日までに盗品等有償処分あっせんの疑いで同県宮古市の男2人を逮捕した。
 佐々容疑者以外に逮捕されたのは、同市の木材販売会社「国際資源サービス」の社長畠山和一(47)=宮古市佐原3丁目=、社員宮崎功(34)=同市日影町=の両容疑者。
 逮捕容疑は、佐々容疑者は2017年10月6日午後5時〜10日午前9時ごろ、岩手県釜石市の三陸沿岸道釜石北インターチェンジ(IC)の道路改良工事現場で、東京の重機リース会社所有のブルドーザー1台(1000万円相当)を盗んだ疑い。畠山、宮崎両容疑者は共謀して今年7月27日、佐々容疑者からの依頼で、このブルドーザーの売却を宮城県大郷町の古物商に「訳ありの商品ですが」などと持ち掛けた疑い。
 不審に思った古物商が同日、仙台北署に通報し、同署は今月22日に畠山、宮崎両容疑者を逮捕。2人の供述から佐々容疑者の関与が浮上した。佐々、宮崎両容疑者は容疑を認め、畠山容疑者は「盗品とは知らなかった」と否認しているという。
 佐々総業は釜石北ICの道路改良工事を下請けで受注。同署によると、元請け会社が倒産し、元請け会社がリース会社から借りていた重機を転売しようとしたとみられる。同署は他にも盗みに関与した人物がいるとみて調べる。


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2018年10月30日火曜日


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