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<仙台市>来年度、全校3900室にエアコン設置 市の負担圧縮にめど

 仙台市は30日、市立学校・幼稚園全192校の普通教室など3900室にエアコンを2019年度中に設置すると発表した。国の補正予算に盛り込まれた事業費などを使えば、140億円とされる設置費のうち大部分を占める小中学校分の市の負担が、相当程度抑えられる見通し。
 市は、市立の小中学校、幼稚園、特別支援学校、高校の普通教室や職員室、校長室などに整備する。現在のエアコン設置率は1.5%で、今夏の猛暑を受け、市議会からエアコン導入を求める声が高まっていた。
 政府は15日、公立学校へのエアコン設置費用を盛り込んだ18年度第1次補正予算案を閣議決定。これに伴い、市は導入の検討を本格的に始めた。
 市によると、市が本年度中に補正予算を組めば、少なくとも半分は国から補助を受けられる見込み。残りの費用については市債を充てるが、国から一定程度の財政的支援が受けられる公算が大きくなった。
 市は、国の補助対象とならない高校を除く市立学校への設置費用を盛り込んだ補正予算案を編成し、市議会12月定例会に提出する。高校への設置は一般財源や地方債で対応する。
 市教委は30日、先行して全中学校など68校の設計・見積もり作業に着手した。費用1億2000万円は18年度予算の教育費から捻出する。
 小学校と高校の設計も今後取り掛かり、19年度までにエアコンを順次設置する。
 郡和子市長は30日の定例記者会見で「厳しいスケジュールになるが、学びの環境の向上に全力で取り組みたい」と述べた。


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2018年10月31日水曜日


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