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<汚染廃>宮城・加美町、すき込みに関する初の住民説明会

 宮城県加美町は30日、東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物を巡り、すき込みに関する住民説明会を同町旭地区で開いた。住民向けの開催は初めて。
 町側は、町内の汚染牧草約4090トンのうち、400ベクレル以下の約1150トンを来年度から5〜7年かけて、すき込みにより減容化する方針を説明。農家が保管する牧草は、各農家が所有する農地にすき込むことへの協力を呼び掛けた。
 町が汚染牧草を集約管理する旧宮崎田代放牧場に近い旭地区の住民ら約20人が参加した。住民からは「風評被害が心配だ」「町が隣地の了解を取ってくれるのか」などの意見が出た。
 堆肥化や焼却といった別の処理法を採る可能性を問う声も上がった。猪股洋文町長は「今、町ができるのは400ベクレル以下のすき込みだけだ。着実に、粛々と進めたい」と理解を求めた。


2018年10月31日水曜日


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