宮城のニュース

<イヌワシ戦士 勝負の秋>岩見、来季へ手応え フェニックス・リーグで5本塁打

スイングを改善し好調な打撃を見せた岩見=21日、宮崎市のアイビースタジアム

 東北楽天は今季、3年ぶりの最下位に終わった。来季の巻き返しに向け、選手らは既に始動している。秋季教育リーグ(宮崎県、フェニックス・リーグ、8〜29日)に参加している若手選手を紹介する。

 東北楽天の岩見雅紀外野手が29日に閉幕した秋季教育リーグ(フェニックス・リーグ)で、チームトップの5本塁打と持ち前の長打力を発揮し、来季への手応えをつかんだ。
 「宮崎に来てから調子がいいんですよ」。19日の広島戦前、笑みを浮かべながら語った。
 高須2軍監督代行から「スイングまでの始動を早くした方がいい」とアドバイスされ打撃改造に取り組んだ。「間合いを長く取ることでボールがしっかり見えるようになった」と岩見。打球が詰まるケースは格段に減ったが、「直球の対応力をもっと上げたい」と向上心は尽きない。
 今季は1軍で12試合に出場し、24打数無安打と快音を響かせることができなかった。映像でスイングの問題点を検証し、次の試合に臨んだが、思うようにバットが出ず「どつぼにはまっていた」。平石監督代行(当時)にも「打席の中で悩んでいるのが気掛かりだ」と心配されるほどだった。
 1年間の浪人を経て慶大に入学。1年生の時は試合に出られず悔しい思いをした。それだけにプロ1年目で、たくさんの観客がいる1軍の舞台でプレーできた喜びは大きかったという。「野球をさせてもらえているだけでも幸せなこと。期待してもらっているからには、チャンスをつかまないといけない」と意欲を見せる。
 「まずは1軍でヒットを1本打つこと。そのために限界まで練習したい」。来季の巻き返しに向け気合が入っている。(伊藤卓哉)


2018年10月31日水曜日


先頭に戻る