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<仙台・燕沢乗り合い交通>黄信号 1日平均36人、目標届かず

 仙台市宮城野区の燕沢地区交通検討会(大西憲三会長)は31日、試験運行中の乗り合い交通「のりあい・つばめ」の利用実績をまとめた。10月22日の運行開始から4運行日の利用者は1日平均36人にとどまり、目標の40人を下回った。本格運行を目指すには目標クリアが条件で、検討会は住民にさらなる乗車を呼び掛ける。

 利用者数の推移はグラフの通り。22日は出発式があり、郡和子市長ら関係者が乗車。24日は視察に訪れた市議らが乗って目標を達成したが、26日は半減、29日はさらに落ち込んだ。
 停留所別では、起終点の「燕沢コミュニティ・センター」、スーパーや銀行などが並ぶ「鶴ケ谷市民センター」、市バスに接続する「鶴ケ谷七丁目」に乗降が集中。全15カ所のうち3カ所は利用がゼロだった。
 31日の検討会では「試験運行が知られていない」「住民以外は乗れないという誤解がある」などの課題の一方、「急な坂が多く、1区間だけでも乗る住民がいる」と需要も指摘された。
 検討会は、乗り合い交通で買い物や病院へ通うモデルプラン、市バスに乗り換えて仙台駅前へ出掛けるルートをまとめ、住民に案内することを決めた。各町内会は「お出掛けツアー」を企画し、利用を促進する。
 試験運行は16日まで。月、水、金曜の午前8時台〜午後5時台に計10便を走らせる。車両は10人乗りジャンボタクシー。運賃は均一で1人200円。
 大西会長は「乗り心地も良く、うまく使えば便利な交通手段のはず。何としても目標人数を達成するよう手を尽くしたい」と話す。


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2018年11月01日木曜日


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