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<E番ノート>先輩と恩師

 東北楽天の藤平にとって、来季はより気の引き締まるシーズンになりそうだ。
 10月25日のドラフト会議で、東北楽天は6位で明大の渡辺佳明内野手を指名した。神奈川・横浜高を5度の全国制覇に導いた名将、渡辺元智氏の孫。横浜高時代、藤平は2学年先輩の渡辺と1年間共に汗を流した。
 名門校だけあって当然、上下関係は厳しい。渡辺とは「ほとんど会話を交わしたことはない」と言う。「1年生にとって3年生はとにかく怖い存在だった。大学で丸くなっているといいですね」と冷や冷やした表情を浮かべる一方で、「プロで分からないことがあれば、助けられるようにしたい。一緒にプレーするのが楽しみ」と顔をほころばせた。
 渡辺が指名された直後、藤平は元智氏にお祝いのメールを送った。恩師は早速、球場に何度も足を運ぶ姿勢を見せたという。
 「来年はワインドアップで投げない」と、秋季練習では今季途中に始めたセットポジションからの投球に磨きをかける。平石監督は「(先輩と恩師の影響で)気合が入っていると思う。いい方向にいってくれたら」と調整が順調に進むことを願った。(狭間優作)


2018年11月01日木曜日


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