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復党の中野氏が宮城県議会など訪問 古巣自民会派は歓迎、冷めた見方も

仙台市議会を訪れ、自民党市議と握手を交わす中野氏(右)

 中野正志参院議員(比例、塩釜市出身)が1日、約6年ぶりに自民党に復党した。代表を務めた政治団体日本のこころは自民に吸収合併された。党宮城県連に所属する見込み。
 中野氏は同日午前、宮城県議会であった自民会派の議員総会に出席。県連会長の要職も務めただけに、姿を現すと県議らは親しみを込めて「おやじ」と呼び掛けた。
 やや緊張した様子の中野氏は「(これまでは)別動隊だったが、政権を支える身になる」と誓った。19年間、中野氏秘書だった石川光次郎会長は「大所高所から指導をお願いしたい。言葉にならない」と感情を高ぶらせた。
 中野氏は、自民公認で立候補した2009年衆院選で落選。国政復帰を目指した10年参院選は宮城選挙区で公認を得られず、比例で落選した。12年衆院選を前に自民を離れ、13年参院選で日本維新の会(当時)から比例で出馬し、返り咲いた。
 仙台市議会の自民会派にも足を運んだ中野氏。市議の一人は「公認を得られずに落選するなど不遇な時期が続いていた。同情する議員は多い」と語った。
 70歳の中野氏は来年夏の参院選が改選期だが、党が内規で定める比例代表候補の「70歳定年制」に抵触する。党関係者は「喜んでいるのは一部だけ。かつての迫力は感じられないし、選挙はどうするのか」と冷静に眺めた。
 中野氏は「自民は政治の原点。緊張感と安堵(あんど)感がある」と率直な心境を明かした。「現職なので当然、次への意欲はある。党に戻ったばかりで、今後相談したい」と語った。


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2018年11月02日金曜日


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