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<仙台城跡>観光や教育の活用に重点 市教委が計画中間案

 仙台市教委は、新たに策定する仙台城跡(青葉区)の保存活用計画の中間案をまとめた。保存だけでなく活用を視野に入れ、「観光客がより一層楽しめる機会の創出」などと盛り込んだ。1日からパブリックコメント(意見公募)の受け付けを開始した。
 計画期間は2019〜38年度の予定。従来の整備基本計画が策定から13年以上経過し、東日本大震災の影響などで計画通りに進んでいないため、整備内容や時期を見直す。
 基本方針では「遺構や地形、植生などを確実に保存し、後世に継承する」と保存を打ち出すと同時に、「仙台城跡の価値を来訪者や国内外の居住者に、分かりやすく伝えるための環境を整える」と集客や教育などへの活用を示した。
 従来の整備基本計画で中期目標に位置付けられた大手門の復元は、大手門跡を通る市道の機能代替などの課題を踏まえ「整備の在り方や時期について、継続して検討する必要がある」と記載した。
 仙台城跡の活用は、地域での歴史的建造物などの活用を後押しする来年4月の改正文化財保護法施行や、国の指導を踏まえた。
 市教委は本年度中にも計画を策定する方針。中間案のパブリックコメントは30日まで、電子メールや郵送などで受け付ける。
 文化財課の長島栄一課長は「次世代に価値を残し、新しい魅力を発信するため、仙台城跡のあるべき姿について、多くの意見を寄せてもらいたい」と話した。連絡先は仙台城史跡調査室022(214)8544。


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2018年11月02日金曜日


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