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保育園の入園有利に 「保活」テクニック伝授 仙台でセミナー

保活のポイントを伝える山下さん(右)

 保育園に入るための活動「保活」に関するセミナーが、仙台市宮城野区の東北福祉大仙台駅東口キャンパスであった。市の保育園(所)の新年度申し込みを5日〜12月5日に控え、子育て支援会社ここるく(東京)代表の山下真実さん(40)がテクニックを伝授。親子6組が参加し、保活を優位に進める戦略を学んだ。

 山下さんは2児の母親で「保活アドバイザー」として活動する。重視すべきポイントに、父母の就労状況や祖父母が同居中かどうかなどを自治体が点数化する「指数」を挙げた。
 点数順に入園が優先されるため、保護者は指数を算出して自治体に確認。同時に、希望する園の過去の入所者のうち一番低い指数を把握して参考とする。
 山下さんは「選択肢、時間、指数の『保活の3要素』をそれぞれ最大化し、入園できる確度を上げてほしい」と強調した。
 具体的なポイントとして(1)場所を地図で確かめて選択肢を増やす(2)敬遠されがちな新設園を狙う(3)「園庭がない」などの理由で選択の幅を狭めない(4)0〜2歳児専用施設は、3歳児以降に預ける連携施設の入園状況を確認する−などを示した。
 指数を上げようと自治体職員に「手紙を書く」「泣き落とす」といった行為に及ぶ保護者もいるが、一切無駄だという。むしろ希望する園のリストを作って職員に質問するよう求めた。
 長女(1)と参加した宮城野区の主婦曳沼美保さん(35)は「離職したので保活は不利だと思っていたが、指数を最大活用してやれるだけ頑張ってみたい」と話した。
 山下さんは「仙台は保育園が多く、全区の園を希望できる。合理的に保活をすれば結果につながるはずだ」とアドバイスした。
 セミナーは、ここるく主催の託児付きイベント「街ぐるみ子育てDAY in仙台」の1周年を記念して10月25日に開かれた。


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2018年11月02日金曜日


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