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木製スマホカバー好評 IT駆使し持ちやすい形状解析 大船渡・ベンチャー企業製造 芳香漂う商品も発売へ

好評を博す木製スマホカバーと芳香チップ

 岩手県大船渡市のベンチャー企業「バンザイ・ファクトリー」が、スマートフォンの高級木製カバーを製造・販売している。1万円前後と高額ながら、ITを駆使した持ちやすい形状と木のぬくもりが評判となり、既に1000個を売り上げた。今月には芳香が漂う新商品も発売する。
 木製スマホカバーは、2000人以上から収集した手の握り方を3次元データで解析し、最適な形状を設計。独自開発の切削刃で精密加工した。
 材料は岩手県に多いイタヤカエデを用いた。米アップル社のiPhone(アイフォーン)各機種に対応し、壊れても永久保証が付いている。
 今月17日発売の新商品は、富士通が特許を持つ芳香発散技術を採用する。香水、アロマなど好みの香りを染み込ませた水洗い可能なチップをスマホカバーに装着する。
 バンザイ・ファクトリーは2006年に盛岡市で創業し、木工品の製造を手掛けてきた。東日本大震災後に陸前高田市に移転。ツバキ茶の製造なども始めて今年5月、大船渡市に本社工場を整備し機能を集約した。
 高橋和良社長は「中央に負けない商品を気仙地域で作りたい」と意気込んでいる。新商品は従来品より800円高い8300〜1万3300円(税別)。インターネットで販売する。連絡先はバンザイ・ファクトリー0192(47)4123。


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2018年11月02日金曜日


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