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会津みしらず柿発送 品質保持のため数量絞り厳選 輸出再開3年目安全性アピール

輸出される「会津みしらず柿」

 福島県会津地方の特産「会津みしらず柿」を輸出する発送式が1日、会津美里町であった。東京電力福島第1原発事故で中断し、輸出再開3年目の今年は品質保持のため数量を絞るなど厳選。原発事故に伴う風評払拭(ふっしょく)へ安全性、おいしさをアピールする。
 輸出するのは会津よつば農協、会津美里町、会津若松市、会津坂下町で組織する「会津みしらず柿販路拡大促進協議会」。タイとマレーシアへ計5トンの輸出を目指す。現地の百貨店などで1個270〜390円の高級品として販売される。
 協議会の前身組織が2008年度からタイ、香港に会津の柿や桃を輸出していたが、原発事故で各国の輸入規制が厳しくなって中断。16年度にタイ、マレーシアへ柿の輸出が再開した。
 昨年はタイを中心に19トンを出荷したものの、船で輸送中に果実が軟化し、ほとんど売れなかったという。今年は少雨で実は引き締まるが2度の試験輸送を実施し、数量限定の万全の対応を取った。協議会は輸送態勢を確認し、来年以降は20トン台に拡大する考えだ。
 会津よつば農協永井野選果場であった発送式で、同農協の長谷川一雄代表理事組合長は「生産者と一体となって高品質の県産品を海外でPRする」と話した。


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2018年11月02日金曜日


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