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<日本郵便>局間9キロをドローン輸送 南相馬・小高−浪江間 7日初飛行、目視外では国内初

日本郵便が試験配送で使用するドローン(同社提供)

 日本郵便は、東京電力福島第1原発事故に伴う避難区域だった南相馬市小高区と福島県浪江町の郵便局間約9キロで、小型無人機ドローンを用いた荷物輸送を始める。補助者を置かない目視外飛行では国内初となる。初飛行は7日の予定。
 ドローンは毎月第2、3週の火−木曜日の昼間、小高と浪江の両郵便局間を1日最大2往復する。書類など重さ2キロ以内の荷物を搭載し、地上から高さ60メートル以下を時速54キロ以下で飛ぶ。
 ドローンの機体性能や飛行経路下の安全対策を定めた国土交通省の要領に基づき実施する。国は結果を検証し、山間部の過疎地域などでのドローン物流につなげる狙い。南相馬市では福島県が、東日本大震災と原発事故からの復興のためロボット産業の実証地づくりを進めている。
 小高区は2016年夏、浪江町は西部の帰還困難区域を除き昨春、それぞれ避難指示が解除された。現在の居住者は小高区約3000人、浪江町約850人。それぞれ震災前の約1万3000人、約2万1000人に大きく届いていない。


2018年11月02日金曜日


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