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<東京建物>仙台・花京院に新オフィスビル 地上9階、20年完成

東京建物の新オフィスビルの完成イメージ

 東京建物(東京)は仙台市青葉区花京院1丁目に新たなオフィスビルを建設する。12月に着工し、2020年2月までの完成を目指す。JR仙台駅に近い立地の良さや開放的な職場環境をアピールし、盛んなオフィス需要の取り込みを図る。
 東京建物によると、ビルは鉄骨9階で延べ床面積約6000平方メートル。1階には店舗などが入る。2〜9階のオフィスは各約500平方メートルで、テナントの希望に応じて最大5分割できる。病院や官公庁と同程度の耐震性を確保し、非常用発電機を備える。
 窓はガラス張りで周辺の緑地を望む。屋上にテナント専用のテラスを設け、机や椅子、植栽などを配置する予定。テラスで休憩したり、交流したりできる。
 建設計画地は現在、有料駐車場として利用されている。東京建物は計画地近くで09年から、地上20階のオフィスビル「東京建物仙台ビル」を稼働させている。
 同社の担当者は「昨年ごろから仙台でオフィス不足の声が多くなった。新たなビルは仙台に拠点を設ける首都圏の会社やIT系企業、コールセンターなどの受け皿になる」と期待する。
 不動産サービス大手CBRE仙台支店によると、東京建物の新オフィスビルが完成すれば、市中心部の中規模以上の新築オフィスビルとして17年4月の「仙台青葉通ビル」(青葉区中央3丁目)以来となる。
 オフィスビル仲介の三鬼商事仙台支店によると、市内のオフィスビル空き室率は08年のリーマン・ショックと、その前後のオフィスビルの大量供給が重なり、10年に20%台になった。東日本大震災後は復興需要や堅調な企業業績などを背景に減少に転じ、今年9月には調査開始以来最低の5.09%を記録している。


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2018年11月03日土曜日


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