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<福島第1>3号機核燃料取り出し機器不具合 模擬燃料できょうから動作確認

 東京電力福島第1原発3号機で使用済み核燃料の取り出しを前に機器のトラブルが続いている問題で、東電は3日、模擬燃料を使った機器の動作確認を始める。機器自体の点検と併せ、より本番に近い作業で燃料を安全に扱えるかどうかを確かめる。
 福島市で2日にあった廃炉などに関する国の会議で説明した。模擬燃料1体を入れた専用容器を敷地内の共用プールから3号機の燃料プールに移し、燃料取扱機で容器のふたの開け閉めや燃料の出し入れを行う。動作確認は3週間ほどかかる見通し。
 トラブル続発を受けて9月に始めた機器点検は、約400項目の半分程度が終了。プール内のがれきをつかむ装置の動作不良、クレーンのつり上げ時のエラー発生など9件の新たな不具合が見つかった。
 9件のうち4件は不具合への対応が済んだり、めどが立ったりしたが、残り5件は原因を調査中。東電は「模擬燃料での動作確認に使わない機能で実施に問題はない」と説明した。実際の燃料取り出しは、不具合への対応などを全て終えた後に始める。


2018年11月03日土曜日


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