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宮城県内最高海抜14.7m 防潮堤工事順調、有識者の検討会終了へ

海抜14.7メートルの防潮堤の上で視察する有識者ら

 宮城県気仙沼市本吉町小泉地区に県が整備した県内で最も高い海抜14.7メートルの防潮堤や周辺工事の在り方について、県に助言する検討会(座長・今村文彦東北大災害科学国際研究所長)が3日、現地を視察した。工事が順調に進行していることから、同日で検討会の活動を終了する方針を決めた。
 委員を務める有識者や地元住民、県職員ら約30人が現地を訪問。5月に完成した約800メートルの防潮堤や津谷川河口の干潟などを見て回った。視察後、小泉公民館で会合があり、今村座長が「議論した課題は整理された」と検討会の活動終了を提案。委員が了承した。
 検討会は2014年6月に発足。防潮堤建設を巡り景観や環境面への不安を訴える住民の要望をまとめ、県に伝える役割を担った。
 津谷川の堤防など関連事業は一部を除き、本年度中に完了する見込み。今村座長は「14メートルを超える防潮堤ができることに最初は地元の不安も大きかった。丁寧な議論を重ね、生態系への配慮など地元の意向は反映された」と振り返った。


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2018年11月04日日曜日


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