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稲刈り後の田んぼが遊び場に 秘密基地づくりやたき火に子どもたち歓声

稲わらを火にくべて楽しむ子どもたち

 稲刈りが終わった宮城県名取市の田んぼに、子どもたちの楽園が出現した。「昔ながらの遊びを伝えたい」と、同市の一般社団法人プレーワーカーズが農家に頼んで実現させた。学校帰りなどに児童がやって来て、廃材で秘密基地をつくったり、ドラム缶風呂に入ったりして歓声を上げている。

 「かったぁと(刈った後)プレーパーク」と名付けられた遊び場は同市下増田小南側の水田が会場。2日の開設日を含め、3、4、8、9、14〜16、22〜24、26、27日の計13日間オープンする。秘密基地やドラム缶風呂のほか、たき火で砂糖を溶かすあめ作りや泥遊びなどが楽しめる。
 好天に恵まれた3日は、近所の児童ら十数人が参加。プレーワーカーズのメンバーが見守る中、ドラム缶を使ったバーベキュー台の上でマッチと廃材で火を起こし、近くに落ちている稲わらを燃やすなどした。
 プレーパークの開設は昨年に続き2回目。稲刈り後の田んぼで子どもが好き勝手に遊んだ昔のように、気軽に立ち寄れる遊び場をつくってあげようと、農家や市、消防などと協力し、昨年10、11月に10日間実施した。
 好評だったことから今年は期間を延長。10、11日の同市閖上小中、17、18日の市役所前広場でのイベントなどと関連させ、1カ月にわたって遊び場づくりの浸透を図る。
 プレーワーカーズは東日本大震災後、名取市や石巻市などの被災地で子どもの遊び場づくりに取り組む。須永力代表理事は「今はイベントとしてやっているが、ゆくゆくは小学校区に一つ、こうした遊び場が常設できれば」と願う。
 プレーパークは午前10時から日暮れまで。申し込み不要で無料。連絡先はプレーワーカーズ022(397)7507。


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2018年11月04日日曜日


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