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<なでしこL・マイナビ仙台>浜田2得点、千葉の堅守を打ち破る 攻撃の形が最後に機能

千葉−仙台 後半7分、左CKを頭で合わせゴールを決める仙台・浜田(右奥)(坂本秀明撮影)

 攻めの姿勢を貫き、仙台が1部残留を勝ち取った。4得点はリーグ戦で今季最多。全精力を注ぎ込んでゴールに迫り、千葉の堅守を打ち破った。重圧から脱し、試合後は過呼吸で立ち上がれない選手も。2得点と活躍した浜田は「本当に勝てて良かった」と頬を緩めた。
 狙っていた攻撃の形を最終戦でようやく表現できた。空中戦に強い浜田は2、3点目とも奈良の高精度のCKを頭で決めた。スピードのある主将の安本はドリブルで仕掛けて3点目につながる左CKを獲得し、小野の4点目もDFラインの裏を突き、素早く左クロスを上げて演出した。
 安本は「CKを取れば何とかなると思って仕掛けた。4点目も今まで狙っていた形だった」と振り返る。
 前節までの総得点13はリーグ最少。連係の息が合わず攻撃の迫力を欠いた。成績不振で越後前監督が引責辞任しても上向くことはなかった。土壇場に追い込まれ、開き直った。「勝ちたい気持ちが強く、今まで以上に球際で勝つことができた」と安本。選手だけでミーティングを重ね、気持ちを一つにした成果が出た。
 目標の優勝にはほど遠い苦闘は悔やまれるが、最後に本来の力を出せたのは収穫。浜田は「チームとして強くなれた。この経験は生かせると思う」。24日に初戦を迎える皇后杯でも攻めの姿勢で悔しさを晴らす。(原口靖志)


2018年11月04日日曜日


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