山形のニュース

<わたしの道しるべ>食通じ古里への愛育む

◎NPO法人「かほく冷たい肉そば研究会」理事長 逸見朋愛さん(43)=山形県河北町

 山形県河北町発祥の「冷たい肉そば」のPRなど地域活動に携わって10年になります。鶏だしのしょうゆ味で、こしの強い田舎そばにコリコリの親鶏とネギを添える肉そばは、生まれ育った古里の味です。
 ご当地グルメの魅力を発信する全国大会「B−1グランプリ」への出展を重ね、町の知名度アップに貢献できました。東北では他に15団体が主催組織「愛Bリーグ」に加盟し、共に東北の食を盛り上げています。
 今では週末になると、町内の十数店が肉そば目当てのお客さんでにぎわいます。かつては通過点だった町が目的地になりました。
 力を注ぐのは、次代を担う子どもたちが古里に愛着を持つきっかけづくり。小中学校で食を通じた地域の魅力を伝えると、さまざまな反応があって盛り上がります。その感動が将来、地域での活躍に結び付いていけばうれしいですね。
 人口が減っても、意欲的に活動する人の割合が多い町の将来はきっと明るい。楽しんで取り組めば長続きするし、輪が広がります。


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2018年11月04日日曜日


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