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<津波防災の日>備えと避難経路しっかり確認 仙台市、48ヵ所で訓練

センコー東北業務センターの非常用階段を上る参加者=5日午前9時ごろ、仙台市宮城野区港2丁目

 東日本大震災の教訓を生かすために制定された「津波防災の日」の5日、仙台市は宮城野区と若林区の企業や小中学校、避難タワーなど48カ所で津波避難訓練を実施した。3年ぶりの平日訓練となり、津波発生時に社屋を一時避難先に使う協定を市と結ぶ沿岸部の企業6社も参加した。
 宮城野区港2丁目にある総合物流のセンコー東北業務センターでは午前8時50分ごろ、社内アナウンスが流れ、従業員に避難を促した。約40人が屋外の非常用階段を上り、地上8.5メートルにある2階の荷物搬出入スペースに集まった。周辺企業の従業員約20人も非常用袋などを持ち出し、階段を駆け上がった。
 同社企画管理担当の野田優太さん(22)は「東日本大震災の時は中学生で、先生の指示に従い訓練通り避難した。訓練はいざというときに役立つとの思いを新たにした」と話した。
 市減災推進課の佐藤博幸課長は「実際に災害が起きたら避難情報をしっかりと収集し、いち早い行動につなげてほしい」と述べた。


2018年11月05日月曜日


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