広域のニュース

<楢葉・木戸ダム>秋田と福島つながる 原発事故避難先で製作したカヌー進水

秋田杉で作られたカヌー「希望の架け橋号」(手前)などに乗り、水上のひとときを楽しむ参加者

 秋田県に避難した東京電力福島第1原発事故の被災者が秋田杉を使って製作したカヌーの進水式が4日、木戸ダム(福島県楢葉町)であった。
 カヌー作りを企画したのはNPO法人秋田パドラーズ(秋田市)。避難者と協力し、120枚の秋田杉の板を組み合わせて仕上げたという。秋田と福島をつなぐ「希望の架け橋号」と名付けられた。
 楢葉町民ら約50人が参加した進水式の後、木戸ダムで体験試乗。町民ら33人が希望の架け橋号を含む計8艇のカヌーに乗り、紅葉に包まれたダム湖の景観を楽しんだ。
 参加した同町の保育士吉田美和さん(34)は「紅葉が水面に映りとてもきれいだった」とほほ笑んだ。秋田パドラーズ理事の中村昭三さん(74)は「いつか古里で遊んでもらいたいと思い続けてきた。実現できうれしい」と話した。


関連ページ: 広域 社会

2018年11月05日月曜日


先頭に戻る