宮城のニュース

<仙台満点>旬を調達出来たて提供/武田魚店(若林区・総菜)

今が旬の「はらこめし」(626円)や「さんま煮」(378円)。生の昆布から作る「昆布煮」(右奥)は「ひそかな一番人気」だとか
大葉の香りが爽やかな「まぐろのハンバーグ」(178円)は、他にない味わい

 食欲の秋、真っ盛り。今月のテーマは総菜です。
 最初に紹介するのは、若林区河原町の商店街で百数十年続く老舗「武田魚店」。現在は5代目の武田紀洋(みちひろ)さん(51)がのれんを守ります。飛び切り新鮮な旬の魚を使った総菜は、鮮魚店ならでは。種類豊富で価格も安くて手頃です。

 並んでいたのは、さんま煮、かきフライ、たら煮付け、まぐろのハンバーグ、かながしらの天ぷら、げそのするめ、のどぐろの開き、刺し身、はらこ飯、にぎりずし…。まだまだあります。

 「今日はいい穴子があってね、穴子丼うまいよ」と武田さん。朝、市場で仕入れた魚介をその日に調理。冷凍ものは使わず、添加物も一切入れません。「市場で品定めしながら、どれをどう料理しようか考えるだけでワクワクするね。だから一から自分でやりたい」と話し、「要は仕事が趣味なわけよ」と豪快に笑います。

 夕方、お客さんが増えてくる頃、母の啓子さんが焼き魚を手に厨房(ちゅうぼう)から出てきました。「なるべく出来たてを買ってもらいたくて、夕方にも焼くのよ」とにっこり。常連客らしいご婦人が「ここは質も味もピカ一! 本当よ、腕がいいの。私いつも来るんだから」と力説してくれました。

 その晩、わが家の夕食のおいしかったこと。身はふっくら、ごはんはうま味たっぷりのはらこ飯と穴子丼。骨まで軟らかなさんま煮は脂の甘みが口中に広がり、かれいのから揚げは家族で取り合いに。近所なら毎日通っちゃうなぁ。(鶴)

[メモ]仙台市若林区河原町2の4の16
▽午前10時〜午後7時
▽日曜、祝日定休
▽きんぴらごぼう、かぼちゃ煮、うの花、ポテトサラダ、ひじき煮など野菜の総菜も豊富
▽イベント用弁当の注文もできる。価格・配達区域は電話で相談を
▽022(222)6578。


関連ページ: 宮城 社会 仙台満店

2018年11月05日月曜日


先頭に戻る