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きょう「世界津波の日」 遺構巡り田老の歴史学ぶ 岩手・宮古「先人の教訓を後世に」

防潮堤を歩きながら津波の歴史を学ぶ参加者

 東日本大震災で被災した宮古市田老地区で4日、「田老津波文化とジオサイトフォトウォーク」があった。5日の「世界津波の日」を前にNPO法人「津波太郎」(宮古市)が主催し、市内外の20人が参加した。
 「万里の長城」と呼ばれた防潮堤や明治三陸大津波(1896年)、昭和三陸津波(1933年)の教訓を伝える石碑を巡り、過去の津波の波高を示すプレートも見学した。参加者は訪れた場所を写真に収め、田老地区の津波の歴史を学んだ。
 NPO法人「いわて連携復興センター」(北上市)の地域コーディネーター富田愛さん(48)は「初めて知ることがたくさんあった。先人が残した教訓を今後に生かしたい」と話した。
 津波太郎の大棒秀一理事長は「『忘災』とならないよう、何度も津波に襲われた田老の経験を今後も伝えていきたい」と語った。


2018年11月05日月曜日


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