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<リチウム電池工場>IDFと石巻市が立地協定 旧飯野川二小の校舎改修

協定を締結した(左から)佐藤社長、亀山市長、山本会長、河端章好副知事

 自動車用シートなどを製造するIDF(石巻市)は5日、石巻市に整備するリチウムイオン電池工場の立地に関する協定を同市、宮城県と締結した。閉校した小学校の校舎を工場に改修し、雇用創出を図る。
 2015年に閉校した旧飯野川二小の跡地約1万3400平方メートルと鉄筋2階の校舎を活用する。市からの取得費は計約8850万円。事業費は約15億円で、県の補助を受ける。
 工場は本年度中に完成し、来年4月に稼働する。容量毎時100ワット級の電池を年40万個生産し、20人の雇用を目指す。
 製造するリチウムイオン電池は東北大未来科学技術共同研究センター(NICHe)が開発した。低コストで量産可能なマンガン系で、コバルトやニッケルを使う従来製品に比べて安全という。
 5日に市役所であった締結式で、同社の山本憲一会長(69)は「石巻に重点を置いた産業をつくっていく」と述べた。旧飯野川二小出身の佐藤幸太郎社長(70)は「地域の歴史が詰まった場所を残したい。将来、子どもたちが理化学実験をできる場所になればいい」と期待した。


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2018年11月06日火曜日


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