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<世界防災フォーラム>第2回会議、仙台で来年11月9〜12日 震災対策技術展など併催

第2回フォーラムのロゴ

 東日本大震災の被災地から世界に向けた継続的な防災発信を目指す国際会議「第2回世界防災フォーラム(WBF)」が2019年11月9〜12日、仙台市青葉区の仙台国際センターなどを会場に開催されることが決まった。本体会議と並行して産学官民参加のセッションや技術展も開き、震災教訓を土台にした防災文化の共有を図る。
 東北大災害科学国際研究所、仙台市、宮城県、東北経済連合会、仙台商工会議所、河北新報社などでつくる運営組織設立準備委員会が、日程のほか計画概要を承認した。
 国際会議としての広がりを確保するため、東北大災害研は年内にも専門窓口となる財団法人を設立する。地元の連携実行委員会組織と一体となり、事前の対策で被害軽減を図る日本の「BOSAI(防災)」の考え方を世界に発信する。
 17年11月25〜28日に開催された第1回WBFはアジア圏を中心に42の国と地域から947人が参加した。期間中、49のセッションが行われ、市民参加の前夜祭や政府主催のぼうさい国民大会なども併せて開かれた。
 第2回WBFも同規模になる見込みで、仙台市主催の「防災未来フォーラム」、防災関連企業などが出展参加する震災対策技術展も併催される予定。
 WBFは15年3月に仙台市で開かれた国連防災世界会議の成果を引き継ぐ国際会議として企画された。スイス・ダボス市で2年に1回開かれる「国際災害・リスク会議」(IDRC)と連携し、IDRCの非開催年に仙台で催される。
 今年のIDRCは主催する国際組織「グローバルリスクフォーラム(GRF)」の都合で開催が見送られたが、今月23日にダボスで関連シンポジウムが開かれる。東北大災害研の今村文彦所長らが現地入りし、震災被災地の現状を報告。第2回WBFの開催を正式発表し、参加を呼び掛ける。
 今村所長は「WBFは世界に向け防災を発信する意義深い会議だ。ダボスでは第2回に向けた意気込みを表明してきたい」と話す。


2018年11月06日火曜日


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