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「海の小判」浜に活気 宮古・田老でアワビ漁本格化

晩秋の冷たい海でアワビを探す漁師たち=5日午前6時45分ごろ、宮古市田老の真崎海岸付近

 三陸各地で晩秋のアワビ漁が本格化している。岩手県宮古市田老町漁協は、5日が今季初の口開けとなり、水揚げされた「海の小判」に浜が活気づいた。
 漁は午前6時半に解禁。真崎海岸付近の磯場では、小型漁船が波に揺られながら口開けの時を待った。漁師たちは箱眼鏡で海底をのぞき込み、かぎ付きのさおを巧みに操った。
 この日の水揚げは、昨季の初日と同じ6.3トンだった。事前入札による1キロ当たりの浜値は1万562〜1万862円となり、昨年同期(7610〜8500円)を大幅に上回った。
 ここ数年は不漁が続いており、漁業山本和男さん(61)は「初日はまずまずの水揚げだったが、今後どうなるか」と心配顔で話した。
 田老町漁協は年末までに最大計5回の出漁を予定。お正月のごちそうとして三陸の浜の食卓に並ぶ。


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2018年11月06日火曜日


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