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「双葉パトロール隊」始動 福島・楢葉で出動式 帰還困難区域を含む各地巡回

心肺蘇生などの応急処置訓練を披露する隊員たち

 東京電力福島第1原発事故で被災した福島県双葉郡8町村を巡回する双葉地域防災パトロール隊の出動式が5日、楢葉町であった。火災の早期発見や急病者の応急対応に当たるほか、帰還世帯の訪問などを通じて地域の防災を支える。
 パトロール隊は、地元の消防本部が県の補助を受けて民間の人材会社に委託。隊員は3人で、平日の日中、帰還困難区域を含む各地を車1台で回る。
 出動式では隊員らが訓練を披露。消火器による初期消火、心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)による救命処置、消防隊や救急隊への引き継ぎなどを実演した。
 双葉郡は避難区域を抱え、帰還者には高齢者が多い。元消防職員の隊員吉田守さん(65)=いわき市=は「火災が心配される季節にも入る。しっかりと見回り、住民が安心できるように努めたい」と話した。


2018年11月06日火曜日


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