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<鳴子温泉>ホテル「吟の庄」売却 秋田共栄観光、東京の再生業者に 来春にもリニューアル

ワールドリゾートオペレーションに売却される「吟の庄」

 宮城県大崎市鳴子温泉のホテル「湯ノ謌(うた) 吟の庄」(24室)を運営する秋田共栄観光(仙北市)が、同ホテルを旅館再生業のワールドリゾートオペレーション(東京)に売却することが6日、分かった。ワールド社は30日付で土地と建物の引き渡しを受け、来年3月末にもリニューアルオープンする。

 関係者によると、宿泊予約は11月19日分まで受け付ける。従業員約20人のうち数人が再雇用される見通しだ。ワールド社は露天風呂付き客室を新設するなど大規模改修を施し、高級路線で集客を図る計画。
 ワールド社は、企業福利厚生支援業のリログループの子会社。同社ウェブサイトによると、箱根、伊豆を中心に全国で23の宿泊施設を運営する。東北地方で施設を直営するのは初めて。
 吟の庄は1992年、同じ鳴子温泉のホテル「ますや」が開業した。7階建てで、約80人を収容。2010年、秋田共栄観光がますやから譲り受けた。
 秋田共栄観光は、16年にますやと「幸雲閣」を大江戸温泉物語(東京)に譲渡するまで、3館を運営する地域最大勢力だった。吟の庄売却により鳴子温泉から撤退し、秋田、青森両県の5施設の運営に集中する。


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2018年11月07日水曜日


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