福島のニュース

<福島廃炉への道>ALPS処理水の測定結果に誤り 1276カ所

◎10月1日〜31日

【10月】
1日  東京電力は汚染水を多核種除去設備(ALPS)で処理した水にトリチウム以外の放射性物質も基準値を超えて含まれている問題に関し、将来的に海洋放出などで処分する際はあらかじめALPSなどで再処理する方針を示した。
2日  敷地内でタンクの溶接の点検をしていた男性作業員(44)が足場とタンクに右手の小指を挟まれて大けがをした。
4日  3号機の使用済み核燃料の取り出し前に機器のトラブルが相次いだことを受け実施中の総点検で、燃料取扱機(FHM)のセンサーに故障が見つかったと発表した。10月中に公表された新たな不具合は計7カ所に上った。
12日  建屋周辺の地下水をくみ上げて汚染水の発生量を抑える井戸「サブドレン」のうち1、2号機西側の4カ所でトリチウムの濃度が上昇しているため、周辺の地盤に水ガラスと呼ばれる薬液を注入して汚染拡大を防ぐ工事を始めた。トリチウム濃度の上昇は近くの高濃度に汚染された排気筒の影響とみられる。工事は来年3月に完了予定。
17日  1日の政府の小委員会に報告したALPS処理水に含まれる放射性物質の測定結果の資料に誤りがあったと発表した。放射性物質の種類などを取り違えた。最終的に誤りは全1276カ所に上った。
19日  3号機の燃料取り出し前のトラブルを受け、福島県が確実な再発防止を申し入れた。東電はFHMやクレーンには2017年11月の3号機への設置前にも約30件の不具合があったこと、内部の第三者組織が16、17年の2度、海外調達の問題点を指摘したが具体的な対策につながらなかったことなどを説明した。
25日  11月1日から1〜4号機を望む高台など視察コースの一部でヘルメット、マスク、手袋など特別な装備が不要になると発表した。放射性物質を含むちりの飛散量が減ったため。
29日  4号機の写真に「工場萌(も)え」という検索用キーワードを付けて写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿した。批判を受けて内容を修正、謝罪した。


2018年11月07日水曜日


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