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<食品衛生認証>宮城の企業7割が未取得 制度の周知が課題

 宮城県内の食品関連企業の7割が、HACCP(ハサップ)など食品衛生管理方法を定めた基準の認証を取得していないことが、帝国データバンク仙台支店の調査で分かった。
 調査は8月、県内の1218社を対象に実施。264社(21.7%)が回答した。
 認証をまだ「取得していない」と回答したのは192社(72.7%)。このうち取得予定の有無(複数回答)について「3年以内の取得を考えている」との回答が43.8%に達した一方、「今は取得の必要性を感じない」が33.9%、「今後も取得予定なし」も19.8%に上った。
 残る72社に取得または取得中の認証の内訳を尋ねたところ(同)、ハサップに県独自の基準を設けた「みやぎHACCP」15件、国際規格の「ISO22000」8件だった。
 取得または取得中の理由(同)は「社員の意識・モラル向上」が58.3%で最も多く、「業績拡大に向けて」の36.1%、「既存取引先からの要請」の26.4%が続いた。
 6月の食品衛生法改正に伴い、小規模事業者はハサップに沿った衛生管理を行うよう制度化された。仙台支店は「未取得企業からは特に問題が発生していないという声が聞かれた。制度の意義の周知が国や自治体に求められる」と指摘した。


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2018年11月08日木曜日


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