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海外への災害派遣、備え万全に 10道県が仙台で連携訓練

コンクリートに穴を開け、残された人の救助訓練に当たる国際消防救助隊

 海外での災害救助を想定し、青森、宮城、秋田、福島の東北4県を含む10道県の国際消防救助隊が参加する連携訓練が7日、仙台市若林区の市消防局荒浜訓練場で始まった。8日まで。
 秋田市消防局、いわき市消防本部や第2管区海上保安本部(塩釜)など16機関から45人が参加。初日は海外で大規模地震が起きたとの想定で、倒壊した建物で進入口の崩落を防ぐなど4種類の訓練に当たった。
 コンクリート造りの建造物が崩れ、男性が取り残されたことを想定した救助訓練では、隊員ら10人が厚さ20センチのコンクリートに特殊なカッターで穴を開け、男性の状態を確認しながら建物の外に運び出した。
 仙台市消防局の山県孝浩計画救助係長は「各道県で違う訓練をしていて連携が難しい中、一致団結して取り組んでいた。迅速で安全に救助することを忘れないようにしたい」と語った。
 海外から要請があった場合、自治体消防は国の国際緊急援助隊の一員として派遣される。仙台市消防局は昨年のメキシコ地震を含めこれまでに3回派遣された。


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2018年11月08日木曜日


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