宮城のニュース

<地域史探訪>ぶらり連坊 商店主らが街歩き講座

二軒茶屋の辻標に目をこらす参加者たち=10月27日

 仙台市若林区連坊周辺の3商店街が10月から開催している「オモシロ街教室」で、連坊商興会の商店主らが街歩き講座を実施している。街教室開催に合わせて3商店街が配布している「まちあるきマップ」の制作過程で得た地域の歴史に関する知識を、街歩き講座で参加者に広げている。
 初回の講座は10月27日にあり、市民10人が参加。同区二軒茶屋の地名の由来をテーマに、同商興会の千葉隆夫会長(65)ら3人が案内人を務めた。
 連坊郵便局を出発し、仙台一高の南東に広がる表柴田町を散策。町内にある白鳥神社は宮城県柴田町にも存在することに触れ、「江戸時代には柴田から来た足軽たちが住んでいた」と説明すると、参加者から「へぇー」と声が上がった。
 まちあるきマップを手に約1時間半かけて二軒茶屋に到着。江戸時代に宮城野の月を見渡せる茶屋が2軒あったことが二軒茶屋のゆえんと聞き、参加者は往時の風景に思いをはせていた。
 連坊商興会のほか、むにゃむにゃ通り商店街商興会と薬師堂商興会が制作したまちあるきマップは、地域の歴史や街歩き向けのスポットを紹介。制作の中心となった連坊商興会員らは商店街付近の寺院や地名の由来を歴史書や江戸時代の古地図などを使って調べ、地図に記した。
 普段何げなく歩いている場所に多くの秘密や見どころがあると知った制作者らが街歩きを思い立った。千葉会長は「地域に根付く物語を感じ取ってほしい」と話す。
 2回目の街歩き講座は10日午後3時から、前回同様に二軒茶屋の地名をテーマに開催する。雨天決行。参加無料だが要予約。連絡先は連坊商興会の千葉会長090(1064)6364。


関連ページ: 宮城 社会

2018年11月09日金曜日


先頭に戻る