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<岩手競馬>知事、早期再開目指す「単年度の収支均衡」に引き続き努力

 競走馬から禁止薬物の検出が相次いでレース休止に追い込まれた岩手競馬について、岩手県競馬組合管理者の達増拓也知事は8日、事業継続の条件である「単年度の収支均衡」に引き続き努力していく考えを表明した。定例記者会見で述べた。
 岩手競馬は、構成団体の県と盛岡、奥州両市から計330億円の融資を受けて負債を解消した2007年度以降、単年度赤字を出してはならない「単年度の収支均衡」が事業継続の条件になっている。
 達増知事は、今回の不祥事を受けても事業継続の条件を「変更する予定はない」と明言。「毎年、経営上のマイナス要因を乗り越え、コスト調整して黒字を確保してきた」と話し、早期のレース再開によって本年度収支の黒字化を目指す考えを示した。
 レースの再開は「公正な競馬が実施できる態勢が確保でき次第」と述べた。監視カメラの増設や警備員の24時間配置に加え、組合は薬物が検出された馬の周辺厩舎(きゅうしゃ)で重点的に検査を実施するという。
 岩手競馬は7月に盛岡競馬場(盛岡市)、9月と10月に水沢競馬場(奥州市)で、それぞれ競走馬1頭から禁止薬物の筋肉増強剤ボルデノンが検出された。組合は期限を定めずに10日以降のレースを休止とした。


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2018年11月09日金曜日


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