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<仙台市教委調査>教諭の7割、業務に負担感 「事務・報告書作成」最多、授業より事務処理に煩わしさ

 仙台市立小中学校の教諭の7割以上が、業務に負担感や多忙感を抱いていることが市教委の調査で分かった。業務別では「事務・報告書作成」が最も多く、授業よりも付随する事務処理に煩わしさを感じている実態が浮き彫りになった。市教委は負担軽減策を検討する。
 校長や教頭を除く教諭のうち、仕事に負担感などを「感じている」と答えたのは小学校が71.1%、中学校は74.4%に上った。「どちらかといえば感じている」を加えると、共に95%前後に達した。
 負担や多忙に思う業務の上位五つ(複数回答)は表の通り。小中共に「事務・報告書作成」が最多で、校長や市教委に提出する報告書や業務日誌、予算や経費に関する書類などの作成を、負担と捉えているとみられる。
 中学校の2位は「部活動等」で、授業後の指導に加え、対外試合の引率などに時間を要することが背景となっている。部活動は教員多忙の主因とされ、市は年度内に外部の部活動指導員を一部中学校に配置する。
 中学校の3〜6位は小学校の2〜5位と同じ。それぞれの割合も、ほとんど変わらなかった。保護者会や保護者との個別面談など「保護者対応」は小中で5割を超えた。補習や進路指導など「個別の生徒指導」、通信票記入などの「成績処理」も上位だった。
 会議の多さも負担感を抱く一因と言えそうだ。「校内の会議・打ち合わせ」は小学校の5位、中学校の6位(34.9%)で、小学校の7位は「校外の会議」(22.2%)だった。
 市教委は「会合や研修の効率化、報告書の簡素化を従来以上に進め、子どもと向き合う時間を確保できるようにしたい」と話す。
 調査は今年3月、市立小中学校の主幹教諭と教諭2148人を対象に実施。回答率は小学校62.0%、中学校55.3%だった。


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2018年11月10日土曜日


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