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<楽天>岩隈、復帰の可能性「半々」 球団首脳、国内争奪戦に危機感募らす

東北楽天在籍時の岩隈投手=2011年8月

 今季限りで大リーグ、マリナーズを退団した岩隈久志投手(37)の移籍先を巡って、東北楽天を含む複数の国内球団がオファーし争奪戦になっていることが9日、分かった。2011年オフに東北楽天からフリーエージェントでマリナーズに移籍した経緯から、国内なら東北楽天への復帰が有力とみられてきたが、球団首脳は「思った以上に他球団の攻勢が激しい。現時点で復帰の可能性は半々ではないか」との危機感を募らせている。
 岩隈は球団創設の2005年から東北楽天を支えた初代エースで、ファンに絶大な人気を誇る。岩隈が8季ぶりに戻った場合、15年に大リーグから広島に復帰してチーム強化の起爆剤になった黒田博樹投手のような効果も期待される。ただ、現時点で争奪戦では他球団より劣勢にある。関係者によると、オファーがやや遅く、契約条件面でも分が悪いという。
 岩隈は04年の球界再編騒動の際、古巣の近鉄と合併したオリックスに分配ドラフトでプロテクトされたが、トレード志願して新球団の東北楽天入り。球団1年目の05年に開幕投手を務めるなど大黒柱として活躍し、08年には21勝を挙げて最多勝など投手タイトルを総なめにした。09年には日本代表のエースとしてワールドベースボールクラシック2連覇に貢献。11年まで7季在籍した。国内通算成績は226試合、107勝69敗、防御率3.25。
 大リーグでは15年に日本人投手として史上2人目の無安打無得点試合を達成するなど、7季在籍し150試合、63勝39敗2セーブ、防御率3.42。17年9月に右肩を手術し、今季は大リーグでの登板がなかった。


2018年11月10日土曜日


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