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<仙台白菜>道の駅看板商品に期待 宮城・大郷で栽培の伝統品種をギョーザに

大きく育った白菜を丁寧に収穫する生徒ら

 ギョーザ製造販売「蜂屋食品」(宮城県塩釜市)が、宮城県大郷町で栽培された伝統品種の白菜を使って冷凍ギョーザの新商品を開発し、近く販売する。創業者が大郷出身という縁でつながった。23日にリニューアルオープンする同町の道の駅おおさとの店頭にも並ぶ予定で、新生道の駅の看板商品として期待されている。
 白菜は、塩釜市の浦戸諸島で1924(大正13)年に誕生し、大正末期から昭和初期にかけて「仙台白菜」として全国に出荷された品種「松島純2号」の約500株。
 仙台白菜の再興に取り組む仙台市青葉区の明成高調理科の生徒が9月上旬、自分たちで種から育てた苗を大郷町羽生地区の畑に植えた。農業蜂屋弘明さん(63)が栽培を引き継ぎ、耐病性の弱い伝統品種や台風に苦労しながら育て上げた。
 約2カ月でずっしりと実り、8日、生徒4人が大玉の白菜の収穫に励んだ。1年笹城戸光(ささきど・こう)さん(16)は両手に抱えて重みを実感した様子。「ここまで成長して驚いた。食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。
 高橋信壮(のぶたけ)教諭(44)によると、松島純2号は柔らかく甘みがあるのが特徴。蜂屋食品4代目社長の蜂屋和彦さん(43)は「初代が生まれた大郷で育った白菜。愛情を込めて商品を作りたい」と意欲を語った。


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2018年11月11日日曜日


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