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<汚染廃棄物>宮城4圏域初の本焼却 石巻で開始

 宮城県石巻市は12日、東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物の本焼却を始めた。本焼却の実施は焼却方針を示している県内4圏域で初めて。本年度中に市内で保管する2000〜5500ベクレルの稲わら69.8トンの焼却完了を目指す。
 作業は同日午前9時、同市の石巻広域クリーンセンターで始まった。5100〜5500ベクレルの稲わら約400キロと一般ごみ約230トンの混合物をクレーンですくい上げ、焼却炉に投入した。
 焼却灰の放射性セシウム濃度が市の基準(400ベクレル以下)を下回るように混焼率を変えながら進める。焼却灰は順次、河南一般廃棄物最終処分場に搬入する。
 市廃棄物対策課は「市民の理解を得られるよう測定値は全て公開し、市の基準を守って安全に処理していきたい」と説明した。
 同市の住民団体は8日、本焼却の中止や試験焼却の結果に関する住民説明会の開催などを求め、亀山紘市長宛てに申し入れをした。
 汚染廃棄物の試験焼却は仙南、黒川の両圏域で終了、大崎圏域は実施中。


2018年11月13日火曜日


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