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ハチ公がつなぐ縁 渋谷駅外観モデル「秋田犬の里」大館に来年5月開館

2019年5月にオープンする「秋田犬の里」の完成イメージ(大館市提供)

 地元発祥とされる秋田犬を生かした観光戦略を描く大館市は2019年5月、JR大館駅前に観光交流センター「秋田犬の里」をオープンさせる。「忠犬ハチ公」が飼い主を待ち続けた大正、昭和初期の東京・渋谷駅の駅舎をモデルとした外観で、ハチ公がつなぐ大館と渋谷の縁を感じさせる新たな拠点となる。

 「秋田犬の里」は、大館駅の南側約100メートルにある旧小坂鉄道大館駅跡地の市有地で現在建設が進んでいる。鉄骨一部2階で総床面積は1246平方メートル。当時の渋谷駅をモデルにした半円形の窓と高さ18メートルの時計台がある。ハチ公の銅像も設置する。
 フィギュアスケートのアリーナ・ザギトワ選手(ロシア)にプレゼントされた秋田犬「マサル」のきょうだい「勝大」ら、秋田犬が常駐する予定。触れ合いスペースやペットと遊ぶことができる広大な芝生広場、物販スペースを備える。
 大館駅の駅舎を改修する計画もあり、JR東日本と市が協議している。観光案内所やイベントスペースなどを含む計画で、大館市は駅舎と「秋田犬の里」を一体感のある観光拠点として整備を進めたい考えだ。
 こうした観光戦略について、福原淳嗣市長は「犬と人の絆がもたらすストーリーが世間に広く受け入れられている」と背景を分析。「渋谷区などと広域連携を深め、大館を豪華寝台列車が止まるような観光地に高めたい」と意気込む。


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2018年11月13日火曜日


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