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<福島第1原発>燃料搬出機器が停止 3号機の模擬燃料移動中

 東京電力は12日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料取り出しに向けた機器の動作確認で、機器が模擬燃料を移動中に停止するトラブルが11日にあったと発表した。通信用の周辺装置の電源が落ちていた。12日に復旧したが、詳しい原因は調査中。
 東電によると、燃料取扱機(FHM)で燃料プール内の模擬燃料をつかみ、同じプール内の専用容器に入れるため移動させていた。遠隔操作室内の監視用モニターが映らなくなり、通信異常の警報が鳴ってFHMが緊急停止した。
 電源が落ちたのはFHMと遠隔操作室をつなぐ通信用の光ケーブルの付属装置だったが、原因は分かっていない。復旧して模擬燃料がプール内の元の場所に戻るまで、トラブル発生から約22時間を要した。
 東電は模擬燃料を使った動作確認を3日に開始。今回と逆に模擬燃料を専用容器から保管場所に戻す作業を実施した9日に異常はなかった。東電は「FHMは電源が落ちても燃料をつかみ続ける構造で、プール内の環境に影響はない」と説明した。


2018年11月13日火曜日


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