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<街角景気>東北5ヵ月ぶり悪化 経費削減や節約志向で

 東北活性化研究センターがまとめた6県の10月の景気ウオッチャー調査結果によると、景気実感を3カ月前と比較した現状判断指数(DI、季節調整値)は前月比1.4ポイント低下の46.1だった。悪化は5カ月ぶり。企業の経費削減や消費者の節約志向が強まり、横ばいを示す50の水準を11カ月連続で下回った。
 分野別(原数値)は、家計動向が3.0ポイント低下の42.3と、2カ月連続の前月割れ。企業動向は1.5ポイント低下の46.5で、2カ月ぶりのマイナスだった。
 ウオッチャーからは「企業の接待や記念日の高級店利用が減っている。今は飲食で3000円程度が相場」(一般レストラン)「冬物の動きが鈍い」(白衣・ユニホーム専門店)などの声が上がった。10月のたばこ増税に伴い「まとめ買いからの反動で売り上げが落ち込む」(コンビニ)との指摘もあった。
 2、3カ月先の見通しを示す先行き判断DI(季節調整値)は前月比2.0ポイント低下の47.2で、3カ月ぶりに悪化。「原油価格の高騰が続き、次第に運送費や水道光熱費が値上がりして製造コストが増えるのではないか」(スーパー)との懸念も相次いだ。
 センターは内閣府実施の東北分の調査を担当。小売業者など189人のうち176人から回答を得た。


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2018年11月13日火曜日


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