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<金華山不法投棄>ダンプで崖に廃棄物流し入れか 職員「宮司の指示」供述

 宮城県石巻市の金華山で起きた産業廃棄物不法投棄事件で、金華山黄金山神社の関係者が投棄場所の崖(幅約20メートル、斜面の長さ約30メートル)にダンプカーの架台を傾けて廃棄物を流し入れたとみられることが13日、捜査関係者への取材で分かった。

 宮城県警生活環境課と石巻署は、廃棄物処理法違反の疑いで12日に逮捕した同神社宮司奥海聖容疑者(66)=石巻市鮎川浜金華山=が崖への投棄を指示したとみて調べている。
 奥海容疑者は県警の調べに対し、燃えない廃棄物を崖近くの平地に保管していたことは認めたが、崖に堆積した廃棄物については「斜面に風で落ちたり、崖崩れで倒れたりした」などと説明。不法投棄の容疑を否認している。
 捜査関係者によると、奥海容疑者と共に逮捕された同神社職員小松匡志(49)=石巻市鮎川浜金華山=、元同神社職員日野篤志(43)=東松島市牛網=の両容疑者は、奥海容疑者の指示で投棄したことを認める供述を始めた。
 奥海、小松両容疑者は共謀して2017年6月6〜9日、金華山の崖に蛍光灯など約50キロを捨てた疑い。日野容疑者は同19日〜7月21日、同じ崖に鉄製灯籠11基(計約1.9トン)を捨てた疑い。
 県警は13日、3容疑者を送検した。不法投棄に関わった他の神社関係者らも今後、同容疑で書類送検する方針。


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2018年11月14日水曜日


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