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<若者過労死>遺族が語る 防止へ仙台でシンポ

若者の過労死防止をテーマにしたシンポジウム

 若者の過労死防止をテーマにした過労死等防止対策推進シンポジウム(厚生労働省主催)が13日、仙台市青葉区のエル・パーク仙台であった。過重労働が原因で息子を亡くした遺族が参加者約120人を前に、体験談を語った。
 発表したのは東京都の渡辺淳子さん(62)。2014年、バイクで帰宅途中だった息子の航太さん=当時(24)=を自損事故で失った。事故前1カ月間の時間外労働は91時間に及び、疲労と睡眠不足が事故原因と裁判で認定された。
 渡辺さんは「人間の限界を試すような働かせ方は間違い。過労死のある日本が恥ずかしい」と語り、次に働き始めるまで11時間の間隔を空ける勤務間インターバルの義務化を訴えた。
 ブラック企業対策仙台弁護団事務局長の太田伸二弁護士は「長時間労働が横行する企業はパワハラなども同時に起こりやすく、労働者を追い詰め、労災につながるケースもある」と指摘した。


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2018年11月14日水曜日


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